

かつて人間は生命維持のために木の実を採取しあるいは狩をして命をつないできました。
そこから、長い年月をかけ、食に心を吹き込み本当の「おいしさ」とは何かを追求し、
人間らしい食べる事の意味を見出してきたのだと思います。
そこには願いがあり、夢があり、希望があり・・・それが暖かさとなり人々の心を食という
キーワードで優しく包み込んでくれるようになったのでしょう。
しかし、めまぐるしくあらゆるものが移り変わる時代において食はいつしか
『食事』から『食餌』
に変ってきてしまっている現実に遭遇する場面に幾度が出会う事があります。
食事の『事』というのは食べるにまつわるいろいろな事という意味があるのですが、
残念ながらその『事』を見過ごしてしまっていてその『事』が失われつつあるのです。
その『事』はまさに人間として生きる事につながる部分であり、その『事』は文化であり、精神であるからなのです。
まさに人間としての基本であるのです。
私は、まず食卓という小さいながらも大きな空間から生きる事すなわち食事が始まると思っています。
テーブルの上で私たちは知性を学び、
感性を磨き、
価値観をおぎない、
審美眼を高め、
発想力を豊かにし、
健康な精神力を身につけられるのです。
そして、そこから社会へと通じていく。
フードコーディネーターとしてつねに食はテーブルから・・・と位置付けその大切さを
多くの方に広めていくことを原動力としています。
さらに、商品開発、フードスタイリング、フードデザインなど外食産業に携わらせていただく時も
本当の食の楽しさは何なのかを企業のクライアント様にだけではなく、
その先の消費者の皆様に向けて発信していきたく考えています。
また、食の真のサービスマン、ホスピタリティマンでありたいとも思っています。
《印象に強く残るような仕事》どんな仕事であっても、
最終的に消費者の皆様に幸せ感がおとづれる仕事ができることを信じて努力していきたいと強く考えています。
食なくして生きる事は考えられません。
人が生きるというもっとも基本的な部分に位置する場所で仕事をしている社会的責任はとても重い事を認識しています。
だからこそやりがいもあり又自分の生きがいもそこに見出しています。
気を引き締めモチベーションを高め社会に役立っていきたいと思っています。